光と彩りのある暮らし

最近、お客様からこんな質問を頂きます。

「白熱灯は生産中止でなくなっちゃうの？」

電球の種類はたくさんありますし、電球によって光の出方や色も様々。
最近では、LED電球という寿命が長くて電気代が抑えられる、と言われている電球の開発も進んでいて、照明器具や電球選びも悩んでしまいますね。


今日は、電球の光の色についてのお話です。

電球の光の色には、大きく分けて3種類があります。


□白熱灯

光の色：
ろうそくの火のような、赤みの帯びたやわらかくてあたたかみのある光。
光の質感：
ものの陰影がつき、立体感が出やすくなります。
演出方法：
落ち着いた雰囲気で、寛ぎやムードを演出し、リラックス効果があります。




□蛍光灯（電球色）

光の色：
夕日のような黄色みの帯びた、やわらかくあたたかみのある光。
光の質感：
全体が明るく、フラットな光が広がります。
演出方法：
柔らかな色合いで、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。





□蛍光灯（昼白色）

青白くて、太陽光のような爽やかな光。
光の質感：
全体が明るく、フラットな光が広がります。
演出方法：
爽やかで活動的な雰囲気を演出してくれます。




お部屋の使用頻度や目的によって、適している電球も変わってきます。
使う電球によって、見た目の雰囲気だけでなく、寿命や電気代も関わってくるので、電球選びは慎重にしたいものですね。


そして、よくある質問の答えを簡単に。
Q：白熱灯は生産中止でなくなっちゃうの？
A：今年の3月に東芝ライテックが白熱灯の生産を中止し、2012年には他メーカーも生産中止になります。
ただ中止となるのは、蛍光灯やLED電球で代用できるものだけ。
それ以外のものは、続けて生産される予定です。
（電球の開発は日々進化しているため、状況が変わる場合もございます。）


（使用している画像はイメージです。）